当館の名称
NANJA MONJA(なんじゃもんじゃ)は、
この大きな木の名前を貰って命名しました。
水戸黄門『旅伝説』の樹木「なんじゃもんじゃ」
そもそもこの土地は竹林でした。
今から30年前、この施設の建築にあたり、まず、辺り一面の竹を伐採することから始めました。
竹が片付いてくると、竹藪の中に埋もれていた木が目立ってくるようになりました。
中でも道路に付いた位置にあり、施設の入り口に当たる場所にあった、ひと際枝振りの良い木が目立っていました。
--しかし、なんの木か分からない…。
地元の人に聞けば、「この木は『もんじゃ』という名の木だ」と教えられました。調べてみると、「なんじゃもんじゃ」という名前の木だということが分かりました。
その名前の由来は、水戸黄門の旅伝説として、以下のように残っているそうです。
黄門様が神崎明神に参詣したとき、境内の大木が目に入ったという。そこで、黄門様が「この木は何じゃ?」と里人に聞いたところ、里人たちもよく知らなかったので、口ごもりしながら、「なんじゃ・・・もんじゃ・・・」と言ったという。
黄門様は、「そうか、『なんじゃもんじゃ』という木か!」と返した。それ以来、この地の人々は、この木を「なんじゃもんじゃ」と呼んできたそうだ。
こうしたことから、「その土地には珍しい種類の木で、大木である」木を総じて、「なんじゃもんじゃ」と言っているそうです。千葉県に限定しただけでも、『なんじゃもんじゃ』と呼ばれている樹木は、かなりの数があり、その種類もまちまちのようです。